top of page
検索

「動かす筋肉」と「感じる筋肉」



筋肉は、その役割から大きく二つの機能に分けて考えることができます。

タイプ

主な役割

筋紡錘密度

代表例

浅層筋(アウターマッスル)

大きな動き・パワー発揮

比較的低い

大胸筋・大腿四頭筋・僧帽筋

深層筋(インナーマッスル)

姿勢制御・位置情報の検出

非常に高い

後頭下筋群・回旋筋・多裂筋


浅層筋は、身体を動かすための筋肉です。大きな力を発揮し、走る・持ち上げる・押すといった動作を担います。


一方、深層筋は、身体の位置や動きの微細な変化を感じ取るセンサーとしての役割を持つ筋肉です。


もちろん、深層筋も収縮して姿勢を支えますが、その本質的な強みは「力」ではなく「精度」にあります。

この二つが協調してはじめて、動きは安定し、無駄なく、滑らかになります。




アスリートが「体幹」や「バランス」を重視する理由


アスリートが体幹トレーニングを重視するのは、単に筋肉量を増やすためだけではないのかもしれません。固有感覚(深部感覚)を高めることも目的の一つなのではないでしょうか。


深層筋が活性化されることで、固有感覚がより働きやすくなり、身体の位置や動きに対する感覚が、これまでよりも繊細になる可能性があるのではないかと思います。


その結果、

  • 脳の運動指令と実際の動作のズレが減る

  • 姿勢の安定性が向上する

  • 力の伝達効率が高まる

といった変化が期待されます。


身体の内部にある“感覚の地図”が少しずつ鮮明になるようなイメージです。

内部地図が明瞭であれば、動作は洗練され、再現性も高まることが期待できるはずです。


前の記事固有感覚(深部感覚)は「第6感」』







 
 
 

コメント


bottom of page