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膝に症状がある場合でも、腰椎骨盤は同時にケアします

KNEE DISFUNCTION

​膝の痛み・膝の障害

膝の障害

​ 日常生活における膝関節の運動は、腰椎/骨盤、股関節、足関節など隣接する関節と連動して起こっています。下半身はひとつの運動単位として見ることができます。

 O脚やX脚など、膝のアライメントに直接影響する筋肉のほとんどは骨盤から始まっています。交通事故やスポーツなどで突発的に膝に大きな外力が加わる場合を除けば、膝関節だけに問題があって膝に障害がが起こるということはあまり考えられません。
 中高年に多く発症する変形性の膝関節症も、その年齢になったとたん膝が変形するのではなく、長期にわたる膝関節への不均衡な力学的ストレスの結果によるところが大きいと言えます。

 膝関節は骨盤の歪みや足底アーチの高さなどによる影響を受けやすい部位です。膝関節の障害には腰椎、仙腸関節、または足関節の機能障害を伴うことが多いです。

「膝関節の問題は、膝関節だけに原因があって起こるのではないです」

O脚で起こり得る運動連鎖は、骨盤の後傾と股関節の外旋、脛骨の内旋と内反です。Ⅹ脚では骨盤の前傾と股関節の内旋、脛骨の外旋と外反、そして偏平足です。

​ 膝関節の問題では、骨盤帯を中心に、足関節、そして上半身に含まれる脊柱機能も考慮に入れて調整します。

 たとえ膝の軟骨が変形していたとしても、脊柱骨盤の機能障害(ズレ)を修正し、膝関節の異常な力学的ストレスを悪循環させている姿勢の乱れを改善することは、痛みの軽減だけでなく、変性変化の進行を少なくすることにもつながると考えています。次のページ「鵞足滑液包炎」

NOTE:

【見た目だけのO脚、X脚に注意】 

 つうじょう、O脚の場合は偏平足にはなりませんが、つま先を外に向けて踵の内側で立つことで偏平足に見えることがあるかもしれません。X脚では踵の外側で立つことによって偏平足が隠されることがあります。これは、歩くときに骨盤が揺れるのを防ぐ代償的な運動連鎖と考えられています。これらは、前述した本来の運動連鎖とは異なりますが、いずれも下肢の関節に負担のかかる好ましくない姿勢です。見た目だけに惑わされず、本来の運動連鎖を考慮して施術することが大切です。

サヤインゲン

クライアントの声:

50代女性 

「長年の猫背や股関節の硬さがなくなりました。今では胡坐もかけるようになり、体も楽になりました。」 

50代女性 

「施術の後は体のバランスが良くなったことが実感でき、日課にしているウォーキングも楽しくなります。体が軽いので家事などの日々の活動が楽になりました。」 

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