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揉んでもすぐにぶり返す肩こりは頚椎からきているのかもしれません...。

肩こり/ 肩の痛み

 頚椎の機能障害、すなわちズレは肩や上腕、肩甲骨周辺に漠然とした痛みを放散させることがあります。このような痛みを「関連痛」と言うのですが、不思議なことに関連痛を起こしている部分は、たとえその部分の筋肉に異常がなくても、触れれば実際に痛みを感じることがあり、肩を動かせば痛く、そして揉まれたり電気をあてたりすると”気持ち良い”と感じることもあり、あたかも肩の筋肉に原因があるように身体は振舞います。

 

 このような現象は、頚椎と腕肩周りの筋肉の痛みを伝える感覚神経が脊髄に入力するときに一緒くたになって合流してしまうため、脳が痛みの部位を正確に識別することができないために起こると考えられています(例えば、心臓の異常が左肩の痛みとして表れることはよく知られていますが、これと同じメカニズムです)。

 肩こりがひどいからと言って、無闇に強い力で繰り返し筋肉を揉みほぐそうとする行為は、少なからず筋膜や筋線維を傷つけてしまいます。そうなると、今度は傷ついた筋膜、筋線維からの痛みを"肩こり”と感じてしまうことになるかもしれません。

 揉んでもすぐにぶり返す肩こりは、頸椎からきているのかもしれません。神経伝達障害をつくり出している頚椎のズレを修正し、かつ頚椎に異常な力学的ストレスがかからないように姿勢全体の問題も修正するカイロプラクティックのケアは理にかなっています。​

腕の痛み・手指のしびれ(頚椎からの神経痛)

五十肩

豆知識:

 痛みを伝える神経線維は、Aδ線維とC線維です。例えば、爪楊枝で皮膚を突いたときの鋭い痛みはAδ線維で、後から遅れてやってくる鈍い痛みはC線維です。肩こりのような筋膜、靭帯、椎間関節などの深部組織からの局在不明瞭な痛みは、主にC線維により伝えられます。

クライアントの声:

40代女性 

「数年来の肩甲骨の痛みがなくなりました。」 

​30代女性

「とても丁寧にみてくれました。想像していたのと違いソフトなものでした。肩が軽くなりました。」

50代女性 

「肩が後ろに回るようになりました。」 

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