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 ANS Dysfunction

​自律神経失調症

自律神経の不調にお悩みの方もご相談ください

 理想的な自律神経の活動は、内臓や筋骨格などの末梢組織から中枢神経へと入力する「心地よい体性感覚」に依存しています。痛みなどの「不快な体性感覚」は、脊髄反射的に、または視床下部(下絵緑○)とよばれる情動の発現に関わる高位の中枢神経に送られて交感神経活動を活発にします。


 自律神経の関わる不快症状に悩まされる人は、体の痛みを伴うことが多いですが、そのような人は「体が痛いと心も折れそうになる」と口にすることがあります。

 精神的なストレスが自律神経失調症の原因であるとよく言われていますが、たしかに精神的なストレス状況に置かれたときは大脳辺縁系・視床下部の神経経路が活発になり、交感神経の活動が高まり、さまざまな自律神経症状が引き起こされます。

 ですが、情動の発現に伴い起こる筋肉の異常収縮(肩に力が入る、呼吸が浅く乱れる、背中が丸まるなど)が、交感神経の活動を高めているという生理学的事実にも注目しなければなりません。
神経活動はフィードバックして起こるのです。

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豆知識:

 

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