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 ANS Dysfunction

​自律神経失調症

自律神経の不調にお悩みの方もご相談ください

脊柱の歪みは症状を長引かせます

 

 精神的なストレスが去った後も、自律神経症状に悩まされる人はいます。そのような人には、脊柱のこわばり、筋肉の過緊張、浅くて速い呼吸運動、速い脈拍、瞳孔の散大、そして痛覚過敏などが見られることがよくあります。平常時であっても、身体は"闘争か逃走"状態のままなのです。

 ストレス状況に対処したときの筋骨格の応答反応(脊柱筋の過緊張、呼吸運動の乱れ、脊柱のこわばりなど)がいわゆる身体の"癖"になってしまうと、いつまでたっても不快な感覚情報が視床下部に入力されることになります。
視床下部は不快な感覚情報を受け取ると、交感神経の活動を活発にするよう指令を送るのでしたから、副交感神経の活動は抑制されてしまい体を休めることが困難になります。

脊柱の歪みは筋肉を疲弊させてさらなる痛みの原因となります


 脊椎分節のズレは、脊髄や脊髄神経を物理部的、または化学的に障害し、神経伝達を妨害して身体の回復力を弱くします。
不必要な交感神経の過剰反応は百害あって一利なしですから、このような脊柱の歪みはすぐに取り除いて、出来るだけ早い段階で生体の恒常性機構を良い方向へ向けるべきです。

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MEMO:

 昔の生理学者で、「悲しいから泣くのではない、泣くから悲しいのだ」と言った人がいましたが、生理学的反応が先立って情動を引き起こす、私たちの体にはそういうところもあると思います。(James-Lange 説)

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