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ハンギングバスケット 荒らされる

  • 執筆者の写真: ベルワンカイロ
    ベルワンカイロ
  • 2023年3月29日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年3月8日

春の陽光が降り注ぐベランダ。夏にガーデニングに彩を添えてくれたベゴニアサマーウイングは、見事新潟の冬を乗り切りました。一回り大きく育った株は、昨年よりもたくさんの花を咲かせてくれるでしょう。そんな、ベゴニアサマーウィングを育むハンギングバスケットは、私の小さな庭であり、心の拠り所です。しかし、ある日、その楽園に異変が訪れます。

マルチングに使っていた水苔が忽然と消え、ココヤシマットは日に日にボロボロに。地面には繊維の残骸が散乱し、まるで戦場のような惨状。犯人は誰なのか?


疑いの目は、電線からこちらを窺うカラスやハトに向けられました。今は鳥たちの巣作りの季節。彼らにとって、ココヤシ線維は最高の巣材となることでしょう。

「許さん!」怒りに燃える私は、ネットで読んだ情報に基づき、釣り糸作戦を実行。バスケットの周りに糸を張り巡らせ、侵入者を拒んだ。

果たして、釣り糸は彼らにとっての天敵となるのでしょうか?小さな庭の戦いは、まだ始まったばかり。

陽が傾く頃、私はそっとベランダに足を運ぶ。夕日に照らされたハンギングバスケットは、静かに勝利を告げているようでした。釣り糸作戦は見事に成功です。愛しいベゴニアは、再び平和な日々を取り戻しました。


自然と共に暮らすということは、時に戦いを覚悟しなければならない。しかし、その戦いを乗り越えることで、私たちはより深い愛情を育むことができるのだと思います。

小さな庭の戦いは、大切なことを教えてくれました。

これからも、私はベゴニアと共に歩んでいく。そして、いつの日か、美しい花々が咲き誇る楽園を再び築き上げることを夢見て。




ちなみに、こちらが去年のベゴニアサマーウィング(一株)、プランターはコメリで買った横幅32㎝のウォールハンギングバスケットMです

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