top of page

家父長制と資本制 マルクス主義フェミニズムの地平

  • 執筆者の写真: ベルワンカイロ
    ベルワンカイロ
  • 2月13日
  • 読了時間: 1分

更新日:4 日前


家父長制と資本制 マルクス主義フェミニズムの地平  

上野 千鶴子(著)岩波書店


「再生産労働」とは、家事、子育て、介護、地域活動など、生活やコミュニティを支える仕事のことです。これに対して「生産労働」とは会社で働いたりパートしたりする、いわゆる賃金労働を指します。


再生産労働は生産労働を支える役割を担っています。資本主義社会を根幹から支えています。にもかかわらず、これまで再生産労働は伝統的な家父長制の枠組みの中で「女の当然の義務」として無償で女性に押し付けられてきました。

資本主義体制では企業の利益や資本の蓄積が最優先されます。資本制は労働力の再生産のコストを女性に押し付けることで資本を蓄えてきました。都合がいいから見て見ぬふ

画像出典:                 岩波書店公式サイト
画像出典:                 岩波書店公式サイト

最新記事

すべて表示
抵抗する動物たち:グローバル資本主義時代の種を超えた連帯

抵抗する動物たち:グローバル資本主義時代の種を超えた連帯 サラット コリング (著), 井上 太一 (翻訳) 青土社 2023/2 資本主義の搾取にさらされながらも、動物たちは沈黙してはいない。本書『抵抗する動物たち』は、動物たちの「意志ある行動=抵抗」に光を当て、彼らを単...

 
 
bottom of page